リアルヤンキー漫画
2011年 09月 03日
連日ブログアップです。
リア充に対応して、略してリアヤンとでも言うのでしょうか。
あんまり有名な漫画家じゃないんだけど、
山下ユタカ氏著
「ノイローゼダンシング」
これぞ、現実的ヤンキー!という漫画。
ヤンキー漫画と言ったら
まず、「ろくでなしBLUES」とか「湘南純愛組」とか「BAD BOYS」とか「カメレオン」(←これ個人的にはヤンキー漫画じゃなくって下ネタギャグ漫画だと思う)等々では、彼らの織りなす、ハイスクールライフと友情とケンカバトルに明け暮れたカッキョいい毎日に、かつての中高生男子は憧れ、自分もそうなりたいと願い、少数の女子はヤンキーの彼女ってなんかカッコいいし、超パねぇ!なんて憧れ、ローファーのかかとをつぶし腰パンにしたり、女子はルーズソックスをくるぶし近くまでダルッダルに下げ、不良の鏡である彼らに少しでも近づこうとしたものです。
でも、
「ノイローゼダンシング」は違う。
学校からはみ出ざる得ないものの閉塞感と鬱屈した感情。徒党の組み方はヤクザの一歩手前ながら、そこは中学生、思春期のくだらん同性同士の嫉妬があっという間に血で血を洗うケンカ沙汰。青年誌での連載だったからケンカもエグイ。鼻折れ流血日常茶飯事。読みながらこんな毎日嫌だなあ・・と思わずに入られません。
まず、主人公のカツローくんはアンパン中毒(シンナー中毒)。漫画の中に出て来る「純トロ」ってマグロのことじゃないですよ。ペンキとかの塗料とかに入ってる純度の高いトルエンですよ、奥さん。
かなり常用しているようで、常に頭ガンガンしたり内蔵吐き出す幻覚見ちゃったりして、読んでるこっちがドクターストップかけたくなっちゃう男の子。
また、「ろくでなし」の前田太尊みたいに、懐深いけどウブな兄貴って感じでも、「純愛組」の鬼塚英吉みたいに、心強い相棒がいてケンカが誰よりも強いってワケでもない。
不良グループにはいるもののケンカもそう強くないし(シンナー吸ってるしね)、高校進学も無理だし、無免許でバイクのってあっさり警察にバイク没収されるし、親友はなんか自分とは別の道を歩み始めて少し距離が出来てるし、自分でも「俺って小物の器だなあ・・」とぼやいたりしてる。
でも、きっとこんなオトコノコがきっと現実の不良なんだろうな、と思う。
まだ最後まで読んでないから、結末は知らないんだけど(とてもハッピーエンドにはなりそうにない雰囲気満々)リアルな不良漫画として、一読の価値はありなのでは?と思う。
古本屋で見つけるのは大変なのでアマゾンで購入がお薦めです。
「ろくでなし」の前田太尊って全く不良じゃなくて、ちょっと勉強できない普通の良い子じゃん!と、「ノイローゼダンシング」読んでると思ってしまう。
太尊くんはアンパン中毒でもないし、薬もやってないし、ちゃんと高校進学もできてるし、ボクシングと言う青春のエネルギーをぶつけられるものもあるし、好きな女の子もいて、愉快で優しいお友達もたくさんいるし、頼りになる先生もたくさんいるし。強いて言やあ煙草吸うぐらいで、後は、思春期ならではの血気盛んな、他校の男の子とたまにケンカするくらい。
その「たまに」がジャンプで3ヶ月近く続いてたんですけどね。
「ろくでなし」大好きだな〜〜。もっかい読みたい。
リア充に対応して、略してリアヤンとでも言うのでしょうか。
あんまり有名な漫画家じゃないんだけど、
山下ユタカ氏著
「ノイローゼダンシング」
これぞ、現実的ヤンキー!という漫画。
ヤンキー漫画と言ったら
まず、「ろくでなしBLUES」とか「湘南純愛組」とか「BAD BOYS」とか「カメレオン」(←これ個人的にはヤンキー漫画じゃなくって下ネタギャグ漫画だと思う)等々では、彼らの織りなす、ハイスクールライフと友情とケンカバトルに明け暮れたカッキョいい毎日に、かつての中高生男子は憧れ、自分もそうなりたいと願い、少数の女子はヤンキーの彼女ってなんかカッコいいし、超パねぇ!なんて憧れ、ローファーのかかとをつぶし腰パンにしたり、女子はルーズソックスをくるぶし近くまでダルッダルに下げ、不良の鏡である彼らに少しでも近づこうとしたものです。
でも、
「ノイローゼダンシング」は違う。
学校からはみ出ざる得ないものの閉塞感と鬱屈した感情。徒党の組み方はヤクザの一歩手前ながら、そこは中学生、思春期のくだらん同性同士の嫉妬があっという間に血で血を洗うケンカ沙汰。青年誌での連載だったからケンカもエグイ。鼻折れ流血日常茶飯事。読みながらこんな毎日嫌だなあ・・と思わずに入られません。
まず、主人公のカツローくんはアンパン中毒(シンナー中毒)。漫画の中に出て来る「純トロ」ってマグロのことじゃないですよ。ペンキとかの塗料とかに入ってる純度の高いトルエンですよ、奥さん。
かなり常用しているようで、常に頭ガンガンしたり内蔵吐き出す幻覚見ちゃったりして、読んでるこっちがドクターストップかけたくなっちゃう男の子。
また、「ろくでなし」の前田太尊みたいに、懐深いけどウブな兄貴って感じでも、「純愛組」の鬼塚英吉みたいに、心強い相棒がいてケンカが誰よりも強いってワケでもない。
不良グループにはいるもののケンカもそう強くないし(シンナー吸ってるしね)、高校進学も無理だし、無免許でバイクのってあっさり警察にバイク没収されるし、親友はなんか自分とは別の道を歩み始めて少し距離が出来てるし、自分でも「俺って小物の器だなあ・・」とぼやいたりしてる。
でも、きっとこんなオトコノコがきっと現実の不良なんだろうな、と思う。
まだ最後まで読んでないから、結末は知らないんだけど(とてもハッピーエンドにはなりそうにない雰囲気満々)リアルな不良漫画として、一読の価値はありなのでは?と思う。
古本屋で見つけるのは大変なのでアマゾンで購入がお薦めです。
「ろくでなし」の前田太尊って全く不良じゃなくて、ちょっと勉強できない普通の良い子じゃん!と、「ノイローゼダンシング」読んでると思ってしまう。
太尊くんはアンパン中毒でもないし、薬もやってないし、ちゃんと高校進学もできてるし、ボクシングと言う青春のエネルギーをぶつけられるものもあるし、好きな女の子もいて、愉快で優しいお友達もたくさんいるし、頼りになる先生もたくさんいるし。強いて言やあ煙草吸うぐらいで、後は、思春期ならではの血気盛んな、他校の男の子とたまにケンカするくらい。
その「たまに」がジャンプで3ヶ月近く続いてたんですけどね。
「ろくでなし」大好きだな〜〜。もっかい読みたい。
by reikul
| 2011-09-03 13:34
| これを読め。